アコムの過払い金返還状況

かつてアコムのCMは「ラ・ラ・ラ ムジンくん」や小野真弓さんの起用で印象的かつインパクトのあるCMが有名で、今も覚えている方も多いかもしれませんね。
今もプロミスと同様に「はじめてのアコム」でCMが流れ、その知名度は抜群です。

そんなアコムの前身は神戸で創業した丸糸呉服店という呉服屋さんで戦後、質屋事業に乗り出し、1978年に今につながるアコムが誕生しました。
ちなみにマルイトはひとつの大きな企業グループを形成し、ホテルモンテレもそのひとつ、アコムは関連会社の位置づけです。

現在のアコムは三菱東京UFJフィナンシャルグループの傘下に入り、プロミス同様に経営は安定しているので、過払い金の返還状況は良好です。

アイフルの過払い金返還の状況

プロミスと同じく、個々の契約によっては返還率は変わってきますし、利息制限法への以降が2007年6月ですでに実施されていますのでそれ以前に取引があった方となります。

数字を見る限り、裁判による解決でも、交渉でも、利息が付いた状態で過払い金の返還がなされています。
実績・交渉力のある事務所だからできることでどの事務所でもこの数字が実現できるかと言えば不明。

過払い金の返還は正当な権利ではあるのですが、取引履歴などから、事務所がどのような交渉戦術で臨むかで変わってきますし、経験値が重要になります。

アコムでの過払い金返還のポイント

上記の2007年6月以前の借入である方が対象であること、DCキャッシュワンこと旧東京三菱キャッシュワンもアコムの傘下であるため、過払い金対象となります。

また、アコムといえば、消費者金融専業としては唯一、マスターカード・ブランドのクレジットカードを発行しています。

こちらを過払い金の請求をすると、キャッシング分は該当しますが、ショッピング枠も一緒に行うと、残債がある場合は任意整理になりブラックリストに入ることになりますので注意が必要です。

アコムの場合は過払い金の返還請求については現在のところ(2016年時点)良好でメガバンクのグループ企業であること、また最近のCM露出量を含めて業績も安定している点からも手続き・交渉しやすい会社のひとつです。

<過払い金返還請求でおすすめの相談先>

司法書士法人杉山事務所:お問い合わせ案件

相談のポイント
●旧東京三菱キャッシュワンを利用していたことも伝えてください
●アコムはクレジットカードを発行していますので、アコムだけ過払い金請求した場合にクレジットカード分に利用残高がある場合は返還額によっては借金が残り、任意整理扱いとなることがあります。
●アコムは関連する会社が多いので、完済済の場合も含めて今まで利用していた会社をすべて伝えるようにしましょう