取引期間によって10万円を借りた人が多い場合も!

多く借りている人の方が過払い金の返還も多くなるのは通常。

というのも、過払い金=法定利息を超えた利息の返還ですから、利息を多く払っている方が、その分、返還額も多くなります。

ただし、ここに過払い金の意外?があるのです。
ポイントとなるのは“利用限度額を繰り返し使っていた”かです。

30万円を借りた人が途中で利用限度額から借りることなく、完済した場合は元金が充当されていきますので、残高に応じての利息は減っていきます。

これに対して、10万円を借りた場合で途中で利用限度額を繰り返し利用していた場合は元金が充当されず、そのお金を借り入れていることになりますので、残高にかかる利息は当初のまま、減ることはなく推移します。

過払い金の多い、少ないポイントとなるのは
●取引期間が長い
●繰り返し利用している
この2つのポイントも大きく関係し、多く借りたから過払い金も多くなる訳ではないのです。

※紹介例はあくまで長期に返済・借入を繰り返した場合です。
※取引期間=法定金利を超える期間がどれぐらいあったかで決まります。
※2010年に貸金業法が完全施行されていますが、それ以降に完済した場合も、法定金利を超える取引期間があれば、過払い金が発生している可能性は高く、完済後10年以内なら返還手続きがとれます。
※返還先の金融会社が存続していることも条件です。


過払い金調査の仕組み、返還実績のある事務所とは…

自転車操業の方ほど過払い金が多く戻ってくる。

債務整理専門事務所では解決事例とともに過払い金の返還額を公表されています。
共通しているのは10年前後、あるいは20年、25年と長期に利用している方が多いこと。

現在の消費者金融の融資状況は以前のように簡単に増額することはなく、他の借入が増えていないか途上与信で審査した上に増額融資を決定されています。

かつて(貸金業法改正前)は10万円でもきっちり返済していると自動的に増額融資となり、10万円が30万円に、30万円が50万円にと段階的に増額されることもありました。
しかし、今は年収の3分の1以内と融資限度が法律で決められていますので、取引期間が長くても、延滞もなく利用実績が高くても総量規制を超える増額はありません。

増額融資となれば、返済金額も増える。
その返済のために、利用限度額を使う。
それでも足りなくると、他社から借り入れる。

大手の消費者金融がダメなら、中堅の会社へ、そこが難しくなれば個人経営の会社へ。

借りやすい状況もあり、信用調査でクレジットカードの利用分まで把握できていない状況もありましたので、消費者金融分だけの借入で融資を決定することもあったのですね。
※現在は信用情報機関が指定制度になり(審査はココを使うことが法律で明記)、他機関の借入残高も相互ネットワーク(FINE)で把握できるようになっています。

自転車操業の典型例ですが、裏を返せば、返済・借入を繰り返していても、きっちり返済していると取引期間の分だけ過払い金が多く発生している可能性があります。

そんな自転車操業の裏を返せば、きっちり返済しているほど過払い金が多く発生している可能性が高く、
取引期間が長いと、さらに増えている可能性もあります。

つまり、借りては返すパターンは例え、限度(借入)額が低くても、過払い金の額が多くなる傾向があるのです。

利息のすべてが違法ではないけれど、法定金利外の分だけでも10%近くになることがあります。

金利10%と言えば、10万円借りると、年10,000円の利息になりますからね。

カードローンの会員更新期間は2年で、今は更新毎に収入証明書を求めるケースも増えていますが、かつては自動で継続されてきたので長期に及んでいる方も多いと思います。

10万円の借入だと過払い金もしれているのでは?

と思って調査しれみると意外に戻ってくるかもしれませんよ。


契約書がなくても過払い金の調査は可能です