クルマを残す場合に気をつけたいこと。

クルマは生活の足とされている方にとって手放したくないもの。

任意整理であれば、自己破産と違って手放すことなく、そのまま使えることができます。

ただし、整理対象から外す際にポイントや注目すべき項目があります。
任意整理した他の債務の弁済額、弁護士や司法書士に支払う費用、それにクルマを維持するための経費も加わることです。

日々の維持費と保険、加えてクレジットカード払いにも注意。

維持費

ガレージ代、自動車保険の保険料、車検にかかる費用や税金、その他、ガソリン代やメンテナンス費用も時に必要になってきますよね。

いろいろクルマを所有・維持するためには費用が必要。

年に一度で払うものもあれば、ガソリン代のように定期的にかかるものある、そうした費用が一体、どれだけ掛かるのか想定することも大事です。

また、自動車保険の保険料をクレジットカード払いにしている場合、任意整理によってカードが使えなくなるので、一括で支払う必要も出てきます。
(カード分を任意整理しなくても、利用できるのはしばらくの間)とは言え、保険料を削ると万一の際に修理代や相手への補償が新たな借金となる恐れもあり、単に削るのはリスクの大きいものです。

任意整理で自動車ローンを残したまま、その他の債務を整理することは可能です。
その際に注意したいのがローン+維持費、これに任意整理にかかる費用、整理した返済分を加味して計算する必要があります。

自動車ローンを任意整理する場合はこの項目に注意!

特にクルマのローンで任意整理する場合の注目点は所有権留保の項目です。
※その他、ローン契約でみるべき点はありますが、所有権に特化して紹介しています。

所有権留保とは、ローンの完済までは所有権は買主ではなく、売主の元に留保される、つまり、完済までは権利が移転されないということです。
完済してやっと、自分のものになるということで、信販会社などのローン契約に多くみられます。

クルマのような高額な商品購入となると、ローン回数も金額も大きく、比例して延滞の金額も大きい場合があります。
もし、買主の支払いが滞った場合に差し押さえや競売など裁判所を介して多くの手続きを踏まないと引き揚げることができないのですが、所有権留保を設定すると容易になります。

当然、ローンを契約を結ぶ際は、当然、返済不能になることは考えないものですが、もしもの場合にどうなるのか所有権留保の項目、所有権に関する事項をチェックしてみてください。
また、明記されていなくても、割賦販売法推定規定が適用され、所有権の留保が行使される場合があります。
※契約内容によります。

契約書のすべてを理解することは難しいのですが、要点をつかんでおくことは大事。
その一つが所有権に関することで、また、弁護士や司法書士に相談することで所有権に関するトラブルを回避することも可能です。
これはクルマのローンだけでなく、ショッピングローンも同じです。