利息の支払いだけで現在の1社分の返済額に匹敵する!!

※写真はイメージです。

例えば、消費者金融から過去の上限金利(29.2%)で50万円を借り入れたとします。

利息の計算は借入残高×実質年率÷365日×利用日数で割り出されるのですが、ここでは年間でどれだけの利息がつくかに着目したいと思います。
先の例で出してみると…

元金50万円×利率29.2%=利息は14万6,000円となります。

債務の総額は64万6,000円となり、利息14万6,000円を1カ月の返済で均等に割ってみると、12,000円超となります。

この利息に元本返済がどれだけ充当されるかが問題でキリの良い数字で利息を15万円とした場合、

1年目の債務トータルは65万円-利息15万円=50万円
元本返済を5,000円とした場合でも44万円となりますが、利息の返済だけでは一向に元金が減らないことが分かります。

これが過去に出資法の上限金利(29.2%)で例外(みなし弁済)でOKとされていた借金の実態です。

現在・利息制限法で引き直すとよく分かります!

今は消費者金融も、信販会社のカードローンも、利息制限法で統一されており、平均的な金利は18%です。(50万円の場合)
この利息制限法の金利で引き直すと元本50万円×利率18%=利息は9万円となります。

元本の合計金額は59万円。
月々の支払いでみると7,500円となります。

最初の例で14万6,000円払っていましたので、これを差し引いてみます。
また、同じように元金の返済を月5,000円とすると
※キリの良いところで15万円とします。

59万円(元金+利息)-15万円(年間の返済額)=44万円
元金返済・月5,000円を充当すると
44万円ー36万円となります。

同じ額の元金返済でも、44万円<36万円と、年間8万円の差が出てきます。

同じようにして、2年目は
44万円-15万円-元金・6万円=23万円となります。
2年目で半減できることも分かります(元金返済次第で)

かなり元金の返済ができたことが数字で分かりますよね。
消費者金融の場合は個人の最大与信額が50万円でしたので、件数分、同じように計算できます。
いかに利息が高いか掴めますよね。

逆にみれば、この数字の差こそ過払い金の金額です。

もちろん、2年目以降の数字にも金利が掛かってくる上に残高に複利で掛かってきますので、この数字はあくまでも目安です。
加えて出資法下の借入でも元本返済がきっちりできれば完済の目途もつきますが、利息がベースになっている過去の返済では元本を減らすことは相当の積み増しも必要になってきます。

また、うるう年を含めた計算や追加借入などを考慮すると、より複雑な計算になります。

以上は簡単な計算例で出したものですが、これでも利息の高さ=過払い金の発生がみえてきますよね。
詳しい調査でより数字も明確になりますので、専門家に相談されるのが一番です。