裁判所を通さない任意整理だからのメリット。

任意整理は債務整理の中でも裁判所を利用すること無く手続きを行う事が出来ると言った特徴があります。

自己破産などの場合は借金をした理由が浪費やギャンブルなどの場合には免責不許可事由となることも有りますし、マイホームやクルマ・貴金属などを所有している場合には売却をしなければなりません。

また、自己破産の場合は裁判所を利用して手続きが進められるため、官報に掲載されることでブラックリストの状態になりますが、後に述べるとおり任意整理は官報に載ることはありません。
※ただし、官報に載っても、生活に何ら影響はありません。
※官報への掲載によって、家族や会社関係が知るということはまずないでしょう。

任意整理は債権者との交渉を行って借金を減額し、金利の見直しなどを図って借金問題を解決する方法で、残った借金は和解案の中で定められた期限までに分割で返済をする必要があります。
ブラックリストに載ることは自己破産と同じですが、資格制限や財産の処分がない点では影響が限定的という面もあります。

以下は任意整理の特長を端的にまとめたもの。

●借金をした理由を問わないこと
●マイホームを処分せずに借金問題を解決出来ること
●裁判所を利用しないので官報に掲載されないことなど
借金を選んで債務整理が出来る事などのメリットを持ちます。

※債務すべてを相談時に話した上で外す・外さないの選択をすることをおすすめします。

任意整理の相談で用意しておくもの。

任意整理を行う時に必要な書類と言うのは、専門家に相談して債務整理を依頼した場合は、契約書、借用書、領収書、振込金額受領書、債権調査票などがあります。

しかし、これらすべてを揃える必要はありません。
長い取引履歴の中では紛失しているもの、捨てているものがありますよね。

取引履歴の開示で債務を確定できますし、過去の取引履歴ならば、5年間は信用情報機関に登録されていますので、これを活用する場合もあります。

今現在どれだけ残高があるのかが分かれば相談は可能です。
弁護士や司法書士に相談すれば、業者に取引履歴の開示を行いますので、書類の準備にそれほど神経を使う必要はないんですね。

ちなみに、借金問題を弁護士または司法書士に相談する場合は、あらかじめ借金情報をまとめておきます。
正確を期す必要がありますが、1円単位まで細かく情報を整理する必要もありません。
万単位で数字を把握しておけば大丈夫です。

相談の前に自身で把握、整理しておきたい情報。

また、お金を借りている業者数や借金総額の把握、いつからお金を借りているのか、現在の借金の残高が幾らになるのか、月々の返済額がどれだけの金額であるかを一覧表として整理していきます。

この一覧表は債権調査票と言われる書類で、この情報を元に和解交渉に入る大事な書類です。

正式に受任となれば、あらためて書類作成となりますが、前もって情報をまとめておくと、相談時の時間短縮につながりますし、債務全体の把握にも役立ちます。

尚、お金を借りる際に担保に入っているものがあるのかどうか、連帯保証人を立てている借金が在るのかと言った事についてもチェックをしておきましょう。