二度目の債務整理は解決のハードルも高くなる。

大阪の簡易裁判所で調停を待つ間の出来事。

調停の場はひとつひとつ区切られているので
話が漏れることは決してないのですが、
待っている間はブース外で他の人の話も
聞こえてきるのですね。
聞こうとも思っていなくても。

「あんた、また借金を抱えて…」

見た目、私よりも年齢は上。
どうやら話の内容から二度目の債務整理らしい。
簡易裁判所に来ているというだけで
何の方法かはわからないものの、
借金で何度も裁判所に出向くというのは
レアなケースだと思います。

では、二度目の債務整理となると事務所の対応はどうなのか?

実際に弁護士の方に話を伺う機会があったので
聞いてみたところ、やはり難しいというものでした。

●債権者が納得しない。
●借金問題に至る経緯を検証・改善する必要がある。

単に借金問題だけでなく、依存症など心のケアやサポート、
改善なども必要になってきます。

法律のテクニック以外のサポートが必要に?

借金問題を解決するということでの相談ですので、
メンタルサポートは業務外です。
だから、対応できないというのも無理のない話かもしれません。

しかし、債務整理は個々、借金の成り立ちが違う訳ですし、
家計の状況もまったく違います。

そんな相談者の状況や環境に理解した上で
借金問題を解決できるかも事務所の力と言えるかもしれません。
もちろん、カウンセラーでないので、限界もありますし、
専門外ですので対応できないと言われても無理はありません。

しかし「理解」すること、相談者に寄り添う姿勢は
専門外であっても対応できるもので、相談の質、
引いては本当の問題解決につながるものだと思います。
話を聞いてもらえるだけでラクになることがありますし、
理解がないと、本当の解決につながらないことも多いです。

借金問題や債務整理を繰り返すパターンは
単に債務整理だけで解決できないことも多いのですが、
債務整理専門事務所の中にはファイナンシャル・プランナーと
連携して家計の見直しをサポートしている事務所がありますし、
債務整理経験者をスタッフに加えている事務所もあります。

借金問題を心理や家計など総合的に解決する。
今後もそうしたサポートをしてくる事務所は多くなると思います。