利息制限法内と出資法の上限金利ではこんなに違う。

ジャパンネット法務事務所「債務どっとこむ」で
紹介されている“支払い比較グラフ”の情報から
過払い金が金利によってどれだけ発生しているのか、
また、それによってどれぐらい借金問題が
どうなるのかを紹介したいと思います。

例えば、元金500万円で毎月128,000円を返済した場合
■金利15%(利息制限法) 5年で完済
■金利29.2%(出資法)  完済までに10年
過払い金は約833万円発生

元金50万円の場合で毎月12,800円返済した場合
■金利18%(利息制限法) 5年で完済
■金利29.2%(出資法)  完済までに10年
過払い金は約77万円発生
※毎月の返済額はもっと多いと思われるので、
この金額でないこともあります。

元金5万円の場合で毎月1,280円返済した場合
■金利20%(利息制限法) 5年で完済
■金利29.2%(出資法)  完済までに10年
過払い金は約7万円発生
※この場合も利息制限法内の場合、約定返済額は
4,000円~の場合が多いので、この金額とならないことがあります。
※いずれも数字はジャパンネット法務事務所
「債務どっとこむ・支払い金利比較」のものを紹介しています。

順調に返済して、この返済期間ですから、
途中で借入を繰り返していると過払い金は
もっと多くなっていることもあります。

私自身の経験では当時、大手消費者金融の場合で
約定返済額は25,000円前後でしたので
順調に完済していれば5年よりも早く完済できると
思われるのですが、借入と返済を繰り返していましたので
債務整理以外で完済できたものは7年ほど掛かりました。

取引期間によっては借金から貯金へ逆転現象も。

金利差は10%にも満たないのですが、利息制限法内と
出資法の上限金利での借入を比較すると、
完済までに倍近くの期間を要していることが分かります。

利息が利息を生む構造ですね。

金利変更は2006年から2007年ぐらい、
遅いところでは2010年の改正貸金業法の
完全施行前ですが、多くは先の年代でみると良いと思います。

ならば、それほど過払い金は発生していないでは?

と思われるかもしれませんが、金利変更以前の1年でも
利息制限法を超える金利での取引があれば、
相当の過払い金は発生している可能性がありますし、
件数を乗ずれば、金額も大きくなります。

過払い金はキャッシング利用の利息制限法を超える金利に
ついて対象となるもので、ショッピング枠などについては
当てはまりませんが、カードローンで生じた過払い金を
他の残務の相殺に活かせることもあります。

取引期間が長くなるほど、限度額が多いほど
過払い金は多く発生している可能性があり、
その金額を調査することで、借金は相殺(完済)できる
可能性もあり、戻ってくるお金が多ければ、
言わば逆転現象が起きることもあります。

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