もし、特定調停を事務所に依頼すれば…

特定調停を引き受けてくれる事務所は少数派ですが、ないことはなく、相談内容に上げているところもあります。

では、その費用は。

ある事務所では8社・20万円。
これに事務手数料が加わるのでざっと30万円前後になると思います。

自力ですれば、1社800円ちょっと。
8社でも、6400円超で済ますことも可能です。

経験談を交えて特定調停と任意整理を比較しました でも紹介しましたが、手間が掛かる上に、裁判所に行くことも多いのが特定調停です。

仕事を抱えながら、休んでの債務整理はバレないかどうかも気になりますし、自力での債務整理は何かと心細いものがあります。

それでも安い方が良い。

しかし、特定調停を債務整理専門の事務所に依頼すれば、任意整理と匹敵する費用になることが予測されます。

自力での債務整理はやっぱり難しい。

経験談から言えることですが、自力は何かと難しいと思います。

何が難しいのか、それは弁済金額の設定です。

こちらサイドの言い分では進まないのも特定調停で、どれだけ返済できるかは自力で出していく必要があります。

返済金額を低く設定すれば調停不調に終わり、またゼロからやり直しで催促がくる恐れもある。
かと言って、高く設定すれば、月々の返済が苦しくなり、それこそ強制執行のリスクも高まる。

といっても、任意整理が必ずしも有利ではないのですが、個々の取引状態や債務内容によって債務整理の取るべき手段も方法も変わってくるということです。

実際、特定調停で私が弾き出したのは収入の3分の1。
(そうしないと調停不調になる恐れもあったから)
調停結果はその8~9割という金額になりましたが、収入の3分の1という返済設定は当時、かなり重く、返済に追われる日々がしばらく続きました。

相談できるというのは、確かな情報を得られるということでもある。
少しでも妥協点を下げることができるなら、その情報があれば、確実な和解と返済につながりますからね。

返済方法も、負担を多少を決めるポイントに。

任意整理にしても、特定調停でも、和解・調停が整えば、次は期間を置かずに返済が始まります。

経験談から言えることは振り込み口座次第で、手数料がバカにならないということです。

他行振り込み432円かかるとしたら、年間で5,000円になりますよね。
その金額は1社の弁済金額と同じくらいになります。
もし、5社の支払いでいつも使っている口座でない場合なら年間25,000円にもなります。(最大の負担を想定した数字)

そのため手数料をできるだけ安く済ませる方法を取る方法もありますし、事務所に返済をお願いする方法もあります。

口座管理料は掛かるものの、和解後も事務所が窓口になってもらえる点は心強いです。