端末の機種代金の分割払いはクレジット契約。
任意整理は債務を選んで整理することが可能です。
カードローンやショッピングローン、クレジットカードの利用分なども含めることができます。
そん中で今回取り上げたいのは生活必需品と任意整理です。
生活必需品で先ず挙げたいのは携帯電話やスマホの料金。
任意整理をしたからと言って、携帯電話やスマホが使えなくなることはありませんし、新規契約や機種変更もできます。
私自身も実際に債務整理後の5年間(ちょうど、利用制限がかかる期間)で3回ほど機種変更しましたが、問題なく契約に至っています。
よく言われる点にCICとの関係がありますが、携帯電話の延滞とは別のもの、異なる信用情報のネットワークで情報が管理されています。
通信料金が払えず、延滞となっている場合は別ですが、他に借金があっても、払い続けているのであれば
任意整理後も問題はありません。
ただし、これは通信料金のケースです。
というのも、こんなケースがありますよね。
通信料金+機種代金の分割
スマートフォンの機種代金の分割契約は割賦販売法に該当するので、CICにて信用調査が行われます。
通信料金と一緒なので捉えにくい面がありますがクレジット契約になります。
自動車ローンは弁済金・維持費を含めてトータルで計算。
もう一つ生活必需品として取り上げるのはクルマ。
任意整理では自動車ローンも外すことができます。
こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
任意整理でクルマを残すならココに注意!
車を仕事などでよく使う方にとっては生活になくてはならないもの。
残すことを前提に進めるのも一案ですが、ローンの支払いだけでなく、自動車保険や車検代・車庫など維持費を含めて捉えることがポイントになります。
カードローンのみを任意整理して、自動車ローンは維持費を含めて払い続けることができるのか、また和解後の返済にシワ寄せが来ないのか見極めることも重要です。
先ずカードローンの整理で弁済額がどれだけになるのか、その差し引いた分から負担なく進めることをおすすめします。
また、この機会を捉えて自動車保険の負担を見直すことも良案かもしれません。
ムダになっている保障もありますから。
クレジットカードでの支払いができなくなるので、支払い方法も含めて検討したいところです。