自転車操業は長続きしない。専門家への相談で完済も早まります。

タイミング
ある会社の返済分を、新たに借りた会社で返済する。
以前なら、こういう返済も可能でした。

出資法の上限金利(29.2%)での貸付が可能であった時代には、多少リスクはあっても、貸し付けていた金融会社も多くありました。
例えば、借金300万円を抱えた状態であっても、まだ借りることができていたのですね。

正規に登録している会社の範囲であれば、まず貸すことはありません。

カードローンの情報をのぞいた方ならご存知の通り、今は総量規制が設けられています。
年収の3分の1以内に借入を制限し、借入にあたっては返済能力をきちんと調査することを法律で明記しています。

これは個人向けの貸付を対象とするもので、もっと言えば、無担保・保証人不要で借りるものは総量規制で借入を制限しますよ、というものです。

ですから、今の貸付の状況では自転車操業は難しく、もし、返済に息詰まっている状態であれば、また来月の返済にお金をやりくりしないといけない状態であれば、早期に専門家に相談されることをおすすめします。

利息だけ返済することも可能だけど、特例の範囲。

カードローンの利用には必ず利息がつきます。
法定金利に基づくものですが、毎月1回やってくる返済日には最少の約定返済額を返すことになります。
返済の内訳は利息プラス元金。
利息は金融会社の営業利益で、これだけを返すことも実は可能なんです。

まぁ、本来なら約定返済額をきちんと返してもらいたいけど、今月しんどいなら利息だけでもOK。
そんなこともできるんですね。
相談の上でできることですが、ずっとできるものではなく、1~2ヶ月ぐらいが限度でしょう。
1回ぐらいは利息払いに目をつぶっていた金融会社も、2度、3度となると、さすがに不審がるでしょうし、不良債権化を防ぐために手段を講じてくるかもしれません。

業者からみれば、利息は営業利益なので、これをしっかり払ってもらえば、元金が残り続ける限り、利益は取れるということもいえます。
意地の悪い見方ですが。

高い利息に負担を感じているならば、かなり長く返済を続けているけれど、元金が減らないという状態であれば、もう債務整理のタイミングです。

総量規制の中で新たな借入を探すのは難しい。

自転車操業を続けていると、新たな借入を、また新しい借入で返すことの繰り返しでないと返済をつなげることはムリです。
増して、総量規制が敷かれている中では大手はもちろん、中小の消費者金融も躊躇するでしょうし、現状として約定返済額を少し増やしている傾向があります。

自転車操業は破綻を先に延ばしているだけ。
延滞となれば、ブラックリストに載ることにもなります。

そんな債務整理に踏み出せない理由としては信用情報機関に載ること、専門家に依頼するとお金が掛かること、この2点でしょう。

確かに任意整理など債務整理をすると以降5年間は新たな借入もできなくなりますし、クレジットカードも作れません。
しかし、この5年という登録期間は何とか完済しても同じ5年間登録されることになります。
長期延滞とされる3ヶ月以上の延滞となるとブラックリストに載ることになりますし、5年は記録が残ることになります。
つまり、同じ5年間、登録されるなら早期に債務整理して借金を片付けた方が、早い段階で新たなローンや借入の道も開ける訳なんですね。

余裕があるならば返済を!というのは業者の見方ですが、ギリギリの状態や督促状が来ている状態では選択肢も限られてきます。
今月の返済分はまだいけるけれど、来月の返済はもう難しいなぁと思うなら、債務整理を進めるタイミングです。

債務整理の中でも、任意整理はまったく返済しないという訳ではなく、弁護士や司法書士が間に入って、借金の完済に向けて話を進めることにあります。

事務所に相談するにも交通費も掛かるでしょうし、費用の準備もしておきたいところで、ギリギリよりも、少しキツイ状態がタイミングと言えるのですね。

経験談からのタイミング。

私の場合はクレジットカードのキャッシング利用分が返済できなくなった点で、月末の返済分をストップできるように債務整理(特定調停)のタイミングを計りました。

特定調停は裁判所に2~3度と足を運ぶ必要も出てきますが、任意整理では弁護士との相談でその日のうちに借金を止めることも可能です。

まったくお金がない状態で相談すよるよりも、少しでも手元にある方が精神的にラクですし、いざという時の出費にも対処できます。

借金の返し方はいろいろを相談できるものです。
その一つが任意整理をはじめとした債務整理なんですね。

頑張って返す気持ち、よく分かります。
私も、その一人でしたから。
その頑張り方を変えると、随分とラクになるものですよ。

任意整理したからと言って、一生、ローンを組めなくなることはありません。
見方を変えれば、リセット期間であり、信用の修復期間。
また実績を積めば、新たな借入も、ローンも組めるものです。
もちろん、その時は過去の反省を踏まえて利用することです。


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