債務整理は国が認めた制度。

任意整理にしても、自己破産にしても誰もが活用できる制度です。

借りる時はきちんと返済していこうと思うもの。
踏み倒そうと思う人も、まずいないですよね。
債務整理も頭にないはずです。

しかし、1年でそう変化はないとしても、2・3年と利用していく中で生活状況に変化が起きる場合もあります。

病気をした。
ケガをした。
リストラにあった。
残業代が減った。
他に支出が増えた。

人それぞれに理由がありますが、収入の激減などによって返済が難しい場合も出てきます。

もちろん、きちんと返済することは契約上、当然のこと。
でも、ムリして返済しなくても良いと考えています。

信用力の面ではきっちり完済することは大事です。
しかし、返済できないから遅延を繰り返す、あるいは逃げるなどをするよりは、きちんと金融会社との間に人を立てて、和解することも、ひとつの信用です。

ムリをしてヤミ金に走るよりは債務整理の方が良い。
返済できなくなったら、きちんと国の制度を活用して解決する方が最良でもあるのです。

元金返済額をみれば完済できるかみえてきます。

カードローンの返済方式はリボルビング払い。
残高に応じて最少の約定返済が決まり、これを払うことで利用し続けることができます。

通常、借入は契約に基づくものなので書面を交わす必要が出てきますが、リボ払いの場合はATMなどで、残高に応じて返済額を決める仕組みで、契約書に内容が盛り込まれていますので、利用の際は明細書が発行されます。
この明細書も貸金業法に基づき発行され、ネット利用でも同じです。

このリボ払いの明細書で着目したいのは充当の順番です。

一番先に充当されるのは遅延損害金で、利息、元金の順番となります。
コンビニのATMを利用した場合は次回に手数料が差し引かれることがあります。
つまり、手数料や損害金・利息などを除いた分が元金という訳で、最終的に残った分が充当されます。

返済が送ると、遅延損害金が日数分つくことになり、さらに返済額が膨らみます。
しかも、残高計算のリボ払いなので、利息が利息を呼ぶことになります。

以前は出資法の上限金利までOKということで今よりもずっと高い金利がついていました。
だから、利息の膨らみ方も急激かつ高額。
現在は利息制限法で金利は下がったものの、リボ払いの仕組みや利息の膨らみ方自体は変わっていません。

利息が膨らんでいる状態の中では、劇的に収入増がない限り、完済は難しいです。
ならば、任意整理などの債務整理で借金を解決する方が早道でもあるのです。

契約通りに返済するのも当然ですが、返済が難しくなれば債務整理を活用することも国が認めた制度で活用して良いのです。

契約通りに返済が出来なくなったので、現状に合わせて再考してもらう。
債務整理を簡単に言うならば、そう言えるでしょう。
加えて債務の金額や弁済能力によって任意整理や民事再生・自己破産に分かれてきます。

契約は不変のものではなく、状況の変化に応じて変えられるもの。
ムリして返済生活を続けるよりは、債務整理でリセットした方が良い場合も多くあります。


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