いい弁護士・司法書士を見つけるならココがポイント!
借金は心が荒む。
返しても、返しても、次の返済日に追われる。
借金は人を変えてしまう。
借金から抜け出すには債務整理が早道。
秘策も、裏ワザもありません。
弁護士に加えて、認定司法書士も金額に上限があるものの、債務整理で金融会社との交渉が可能で、イメージしているよりも減額できるものです。
本サイトでも、いくつかの事務所を紹介させてもらっていますが、正直、一人ひとり違うと思います。
金額も司法書士の方が安いけれど、守備範囲が限定される。
なら、弁護士事務所でと思っても、費用が高いのでは?と心配になる。
加えて、どの事務所は似た面もあるので飛び抜けて良いということもありませんが、どんなところを見ていけば良いのか本記事でまとめたいと思います。
こんな事務所は避けるべき
最終的に突き詰めれば、相性に行き着きます。
曖昧!と思うかもしれませんが、情報は横並びというのが現状です。
それよりも実績が一番!
確かに、その通りですが前提になりますよね。
交通事故の示談や刑事訴訟、離婚やビジネス法務など、ひとくちに弁護士といっても得意分野があり、経歴がモノを言います。
当然、債務整理も実績が一番なのですが、解決のカタチができているのも債務整理の分野で、実に多くの事務所が手を挙げています。
私も得意ですよ、いやウチのところが…
ネットの検索で出てくる事務所と情報はその一端です。
どれが良いのか迷うし、どこも得意と言われてもいう感じになるんですよね。
ただ言えることは債務整理専門でないと望む解決はできないということです。
同じ医師免許を持っていても、普段は内科だけど、急遽、外科を担当するなんて危ない、危ない。
そんなところには治療を受けたくないもので、これと似たものが債務整理の事務所選びです。
では、実績はどこで見れば良いの?
次の項目で解説します。
やっぱり経験豊富なところが一番!
その中身が問題であり、ただ長いと言われても問題外だったりする。
そこが難しいのです。
私の見方としては最低でも10年以上という経歴です。
この10年というのは2006年に最高裁の判例が出て、過払い金請求などをはじめ、多重債務の解決に弁護士・司法書士を活用する例が増えてきた時代と合致するのが10年で、この長さが目安になると思います。
借金問題って、今日明日の問題です。
明日の返済をどうしよう、督促がきてるなど、緊急に解決して欲しい問題です
そんな人生を左右しかねない緊急の問題に、きちんと向き合ってもらえるか、そこに事務所の大小よりも、自分の問題をきちんと受け取ってもらえる、信頼関係を築けるかがポイントになります。
借金なんて人に言いにくいことを包み隠さず話すのですから。
その壁を取っ払ってもらえる、そこに最初の一歩があり、この人なら任せられるという第一印象がキーポイントになります。
他にも、相当数の事務所を調べ、どんな人が、どのような状態で相談するのか、またクチコミなどもチェックしました。
その中で、ひとつの傾向がみえてきたのですね。
それは、こんな事務所は避けるべきというNG事務所です。
ブラック企業になぞらえて、ブラック事務所という言葉も出てきますが、この事務所だけは相談しない方が良いというのがあります。
それは自己破産しかないと進めてくる事務所です。
自己破産しかないと薦める事務所は避ける。
自己破産の手続きは簡単です。
依頼すると弁護士費用なども掛かってきますが、代理権があるので、すべてお任せにすることも可能です。
早期で終わらせることができるので、手っ取り早いのですね。
任意整理の交渉って、実際のところ、時間も掛かるし、ノウハウもいりますから。
でも、本当に自己破産しかないの?
それがベストの解決法?
確かに自己破産は免責決定で借金はチャラです。
払う必要もないし、認められたその日から借金生活から脱出できます。
その代わり、資格制限があり、管財事件扱いとなると財産の処分もあります。
資格制限については会社員であれば不利益を受けることはありませんし、特定の職種に限定されます。
官報も影響は限定的ですが、ローンなどの利用となると任意整理などと比べて長く影響が残ることもあります。
<参考記事>
誰がみる?官報の影響は気にしなくても大丈夫!
だた言えるのは自己破産は否定したものではなく、それも選択肢になる場合もあります。
債務と弁済できる収入次第ですが、それしかないと決め付ける事務所はやはり避けた方が良いでしょう。
債務整理は家計を見直してみる良い機会にも。
言葉の通り、相談者の今後の生活のケアや建て直しも含めて債務整理を進めるところがおすすめです。
もちろん、ずっとアドバイスをくれる訳ではないのですが、今後の影響やデメリットなどをきちんと説明してくれるところは目安になります。
経験談として年収を超える借金でも、自己破産せずに解決することは可能です。
自己破産以外の方法も探ってくれる。
自己破産はラクだけど、再び借金を抱えてしまう例も多く、弁済できる道を選ぶ方がお金に対する学習や自力をつける面で大きな意味を持つと思います。
今後に債務整理をどう活かすかも、大切なんですね。
相談しやすいことのメリット。
話は相談すべき事務所選びについてですが、弁護士にしても、司法書士も、法律家とは言え、人間ですから話しやすい人もいれば、そうでない人もいます。
相性はほんと、大事です。
話がしやすいということは、債務整理のことをきっちり出せるばかりでなく、家計のこと、仕事のこと、家族のことまでいろいろ話せることでもあるので、全体像をお互いに確認できるので、より良い方向で進めることができます。
人によってはA事務所が良いけれど、ある人ではB事務所の方が肌に合う。
相談は無料ですので、自分との相性や人当たりを探ってみるのも一つだと思います。
メールの文面でも、事務所の対応が分かりますよ。
最初の対応は事務スタッフであっても、対応力や雰囲気の良さは末端のスタッフに一番表われますから。
費用を濁すようなところ、曖昧にするところもNG。
全額をすべて払って欲しい!
でないと、手続きは進められない。
という事務所はゼロとはいえませんが、悪質なところは存在します。
本サイトで紹介する事務所は費用に柔軟に対応しているところをピックアップしていますが、費用の相談ができないところは避けるべきです。
いきなり費用を出してくるところもNGですが、きちんと説明をくれないところも避けましょう。
お金の問題の解決なのに根本的な費用で曖昧な態度・高圧的な姿勢の事務所は問題外、経験から言える答えです。
契約書を交わすまでは正式な依頼ではありませんので、納得できるまで、自分に合った事務所を探すのが多少時間は掛かっても、最終的には本当の解決につながるはずですから。