個々の対応、個人の内容次第。二度と借りれない訳ではない。

任意整理にしろ、特定調停にしろ、債務整理するとブラックリストに載ることは周知の通り、この点がまず気になりますよね。

おおよそ5年、この数字の根拠となっているのは信用情報機関の登録期間で、完済でも債務整理でも以降5年間残ることになります。

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任意整理後の事故情報はいつまで続く?

これがブラックリスト期間と呼ばれるものですが、銀行が加盟する信用情報機関・JBA(KSC)では官報情報の項目があり、登録期間は10年とされています。

その項目の記載通りだと自己破産や民事再生など官報に掲載される債務整理では10年は利用制限が掛かることになります。

何でもブラック、それはインパクトがあるから。中身はそれほどでもない。

債務整理でよく言われるブラックリストですが、実際はそのようなものは存在しません。

バツ印が付いている訳でもなく、黒く塗りつぶされている訳でもなく、特別なリストでもありません。

ブラックリストの歴史を辿ると17世紀の清教徒革命時代に作成された処刑リストを黒い名簿=ブラックリストと呼ばれて、ネットの世界で受信を拒否するアドレスなどのデータベースをブラックリストとも言います。

また、最近の時流で言えば、ブラック企業という言葉もありますよね。

いずれにせよブラックという言葉はインパクトがあり、金融事故を指す言葉として定着していきました。

ブラックリストの他にもリストがある?

経験談として債務整理後の5年間はカードローンを申し込むことも、ローンを組むこともできませんでしたが、今ではクレジットカードを持てるようになり、ローンも組めるようになりました。

債務整理から8年目のことです(もう少し早く喪明けがきていたのかもしれませんが)

その一つは過去に債務整理のリストに入れていたクレジットカード会社です。
実際は過払い状態で債務不存在の会社であったのですが、審査はスムーズに通りました。

その際に気になったのは債務整理した会社からは二度と借りることはできないというネット上の情報でした。

しかし、その情報に疑問を持ったのですね。

実際に持っているのですから。

確かにハウスリストなるものは存在するかもしれません。
今でも「債務不存在確認」の封書を持っているのですが、そこには債権管理部と明記されていました。

ただ、すべての会社が同じ対応をするとは限りませんし、部署も違うでしょう。

個々の会社によって違うはず。
ただ少し安全策をとって、確実に審査に通るなら避けるべきというイメージで捉えれば良いかもしれません。

審査は属性判断こと貸付条件に合っているかどうかが問題。

審査に落ちた理由で挙げられる信用情報機関ですが、ここが審査をしている訳ではありません。

審査するのは個々の会社であり、信用情報機関は加盟する会社の情報から利用者の利用情報を収集して、加盟各社に照会のたびに提供しているのが本来の役割です。

あくまでも情報提供の立場であり、信用情報機関が審査している訳ではありません。

現状としては審査は属性が中心で、収入や勤続年数・雇用形態・居住年数などによって決まります。

また、金融会社は系列化しており、大手消費者金融で言うとプロミスは三井住友銀行、アコムは東京三菱UFJ銀行のグループ会社であり、アコムは保証会社として銀行カードローンの審査についています。
どこの会社が、どうつながっているのかをみておくことも大事です。

ただ強く言えることは債務整理しても二度と利用できないことはなく、貸付条件をみて、それに合うところを申し込むことです。

早く借金を片づけて、早く信用を回復する。先に延ばしても最悪が長引くだけ。


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