多重債務とされる基準は5社!?

国の基準では3社から自転車操業になりやすく、5社となると多重債務という捉え方なんですね。

かつて、出資法での貸付がみなし弁済が適用されるのであればOKとされていました。
最高裁で違憲判決が出る2006年までは。

消費者金融は借りやすい。
他社の残高が200万円、300万円という段階でも借りることができたのですね。

当時も信用情報機関は存在していましたが、業界団体が主体となって作った経緯もあり、消費者金融で借りた分は信販会社やクレジット会社ではつかめないということがありました。

今ではCICとJICCの間はFINEと呼ばれるネットワークで双方の残高がつかめるようになっています。

年収3分の1以内に借入を制限する総量規制もあり、借りにくくはなっていますが、現在の金利にしてもそう低くはないので、多重債務の危険性ははらんでいます。

業界ルールの3社規制は多重債務の防波堤?

消費者金融では3社ルールと呼ばれる自主規制があります。

一度、本当に3社以上は借入は難しいのか、お試し診断で試したことがあるのですが、やはりダメでしたね。
表現は違うものの、借入は難しいとの判断が出ます。
(難しいというよりも、審査次第)

3社ルールは自主規制なので、法的拘束力を持ちませんが、金融会社にとっては貸付の基準になっているようです。
これに対して総量規制は改正貸金業法で定められたものなので、各金融機関ともに厳格に運用されています。
「自主」という名の通り、各社の判断は分かれるところがあります。

3社に残高があり、そのうち1社を完済すれば2社とするのか、それとも契約が続いている以上は3社とするのか、大手はある程度共通して取り組んでいるところはあるのですが、中小の業者となると判断が分かれる面もあります。

3社からの借入は完済が難しい?

3社から借りているとすると、消費者金融の限度額に当てはめると計150万円になります。

総量規制の年収に直すと、450万円の年収がある方が利用できる金額です。
しかし、消費者金融の利用実態ではもっと低い年収の方が主要な顧客とも言われています。

貸金業法が改正されて以降、消費者金融も与信を厳しくしており、初めての場合で限度額50万円となると、本来、提出が必要でない収入証明書を求めることがあります。
※すでに顧客となっている方でも、消費者金融で50万円を超える借入を希望する場合、収入証明書が必要になります。

実際にある大手の会社ではキャンペーンを銘打って、収入証明書の提出を進めています。

信用度が低いから限度額も少なく、それを他社に求めることから件数も増える。
それが金利の高さから利息の支払いに追われるようになり、次の借入に走る。

3社となると相当な計画性がないと完済まで道のりはちょっと遠いかもしれません。

返済しては借りるパターン。そろそろスッキリ解決しませんか。


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