利息制限法内の借入でも十分メリットがあります。

繰り返しになりますが、任意整理は利息制限法の法定金利で引き直して債務を減額する方法です。

将来の利息や遅延損害金もカットできるので、出資法の上限金利(29.2%)で長期にわたり取引されていた場合は大幅な減額のメリットも出ます。

 

では、利息制限法内の借入の場合は?

この場合もメリットはあります。
債務自体の減額は期待できませんが、利息や遅延損害金がカットできるので返済金額を減らすことができます。
加えて一括払いにしていたローンなども分割に引き直すこともできるので月々の負担も減ります。

現在のカードローンの金利は大手の消費者金融で15~18%、銀行で3~15%台ですが、借りている方の平均的な金利は15~18%です。

この金利でかかる利息が任意整理でゼロにすることができますから、利息制限法でもメリットがあるという訳なんですね。

具体的にカットできる額を計算すると…

現在、適用されている利息制限法で金利・利息を計算すると仮に50万円、年利18%の借入をしていたとします。
年間の利息は1日あたり約246円になります。
(1円以下、切り捨て)
日数分、金利が掛かりますから246円×365日=89,790円も利息が掛かることになります。

利息計算の一例ですが、この分が任意整理によってカットできるのでメリットがあるのですね。

また、消費者金融や信販会社などの貸金業法による貸し付けだけでなく、銀行のカードローンでも同じ手法で利息・遅延損害金のカットができます。

 

最高裁でみなし弁済とグレーゾーン金利が違憲と判断されたのは2006年。

それ以前でも、プロミスなど大手の消費者金融では金利を引き下げていますが、目安としては2007年以降の借入は利息制限法である可能性が高いと言えます。

契約書の中身を今一度、確認してみてください。
もし、契約書が手元になくても、開示請求で取り寄せることができ、過払い状態にあるか、それとも利息制限法内かが分かります。

もし、利息制限法内の借入だけだったとしても、任意整理によって利息がカットされることで、返済額・返済期間を大幅に減らすことができます。


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